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イベントのキャッシュレス決済は個人でも導入できる
フリーマーケットや同人誌即売会、キッチンカーといったイベントに出店する際、「現金払いだけだと、お客様を逃してしまうかも…」と不安に思ったことはありませんか?
一方で、「個人でキャッシュレス決済を導入するのは手続きが難しそうだし、費用も高そう」と諦めてしまう方も少なくありません。
しかし、結論から言うと、PayPayなら店舗を持たない個人の方でも、単発のイベント目的で簡単に導入することが可能です。この記事では、個人がイベントでPayPayを導入するための具体的な手順から、気になる手数料、審査、当日の使い方まで、あなたの疑問や不安をすべて解消します。読み終える頃には、自信を持ってキャッシュレス決済を導入する準備が整っているはずです。
なぜイベントでPayPayを導入すべきなのか?3つのメリット

今や多くの人が利用するPayPay。イベントで導入することは、単に決済方法が増えるというだけではありません。売上アップと運営効率化に直結する、3つの大きなメリットがあります。
メリット1:販売機会の損失を防ぐ(現金を持たないお客様を逃さない)
最近は現金を持ち歩かず、スマホ一つで外出する人も増えています。「欲しいけど、手持ちの現金がないから諦めよう」というお客様の買い控えは、出店者にとって非常にもったいない機会損失です。PayPayを導入すれば、「買いたい」と思ったその瞬間に、スムーズに購入してもらうことができ、売上アップに直接繋がります。
メリット2:会計がスムーズになり、行列を緩和できる
イベントのピークタイムには、レジ前に行列ができてしまうことがよくあります。現金の受け渡しやお釣りの計算は、意外と時間がかかるものです。PayPayなら、QRコードを読み取ってもらうだけで会計が一瞬で完了。会計の回転率が上がり、お客様を待たせることなく、より多くの人に対応できます。これは顧客満足度の向上にも繋がります。
メリット3:衛生的で安心・安全な決済を提供
特に飲食物を扱うイベントなどでは、衛生管理が非常に重要です。現金のやり取りが不要なキャッシュレス決済は、お客様とスタッフ双方にとって衛生的であり、安心感を与えます。物理的な接触を減らすことができるため、クリーンな店舗イメージをアピールすることにも繋がります。
PayPay導入にかかる費用・手数料のすべて

「導入はしたいけど、コストが心配…」という方もご安心ください。PayPayは、個人でも導入しやすい料金体系になっています。
初期費用は完全無料
PayPayの導入にあたり、加盟店登録料や専用端末の購入といった初期費用は一切かかりません。必要なのはご自身のスマートフォンと、無料で送られてくるQRコードスタンドだけ。リスクなく始められるのが大きな魅力です。
決済システム利用料は1.98%~
お客様があなたのQRコードを読み取って支払う「ユーザースキャン」方式の場合、決済金額の1.98%が決済システム利用料としてかかります。例えば、1,000円の商品が売れた場合、手数料は19.8円です。この手数料は売上から自動的に引かれるため、別途支払う手間はありません。
入金(振込)手数料と入金サイクルについて
売上金を受け取る際の振込手数料は、入金サイクルを「月末締め(月1回の入金)」に設定すれば、どの金融機関を指定しても無料です。 入金日は月末締めの最短翌営業日と非常にスピーディなため、キャッシュフローの面でも安心です。
【簡単5ステップ】個人がイベントでPayPayを導入する全手順
ここからは、実際にPayPayを申し込むための手順を5つのステップで具体的に解説します。ウェブからの申し込みで完結し、驚くほど簡単です。
ステップ1:PayPay for Businessのアカウント登録
まずは、加盟店向けサービス「PayPay for Business」の公式サイトにアクセスし、メールアドレスを登録してアカウントを作成します。この時点ではまだ仮登録の状態です。
ステップ2:申込情報の入力(移動販売を選択するのがコツ)
法人か個人事業主かを選択する画面では、「個人事業主」を選びます。その後の販売形態の項目では、「店舗」か「移動販売」を選択しましょう。 「通信販売」を選ぶと審査に落ちるケースがあるため注意が必要です。屋号がない場合はご自身の氏名を入力すれば問題ありません。
ステップ3:必要書類の提出(写真がない場合も大丈夫!)
次に、必要書類をアップロードします。必要なのは主に以下の2点です。
- 本人確認書類:運転免許証やマイナンバーカードなど、いずれか1点。
- お店の写真:イベント出店時の写真があればベストです。もしなければ、「屋号を書いた紙を自宅の玄関に貼って撮影した写真」や「販売する商品が写っている室内の写真」でも審査に通った事例がありますので、諦めずに用意しましょう。
※開業届は提出していなくても審査に通った事例がありますが、 スムーズな審査のためには提出しておくのが無難です。
ステップ4:加盟店審査(審査期間の目安)
申込情報と提出書類に不備がなければ、審査が開始されます。審査は通常、数営業日から1週間程度で完了することが多いようです。審査結果はメールで通知されます。
ステップ5:QRコード受け取りと利用開始
無事に審査を通過すると、登録した住所に「PayPayスタートキット」が郵送されます。中にはQRコードスタンドやステッカーなどが入っています。このQRコードが届けば、すぐにPayPay決済を受け付けることが可能です。
イベント当日のPayPayの使い方

導入が完了したら、いよいよイベント当日です。実際のオペレーションは非常にシンプルなので、初めてでも慌てる必要はありません。
ユーザースキャン方式(QRコードを提示する方法)が基本
個人や小規模イベントでの利用は、送られてきたQRコードスタンドをお客様に見える場所に設置しておくだけ。お客様が自身のスマホでQRコードを読み取り、金額を入力して支払う「ユーザースキャン」方式が基本です。
決済完了の確認方法
お客様が支払いを完了すると、「ペイペイ!」という決済音が鳴ります。また、自身のスマホにインストールした「PayPay for Business」アプリに即座に通知が届き、取引履歴にも反映されます。このアプリ画面をお客様と一緒に確認することで、確実な決済確認ができます。
PayPay for Businessアプリで売上を確認する方法
この専用アプリを使えば、リアルタイムでの売上状況はもちろん、1日や期間を指定しての売上合計も簡単に確認できます。イベント終了後の売上集計もスムーズに行えます。
PayPay導入に関するよくある質問(Q&A)

最後に、個人でPayPayを導入する際によくある疑問点をまとめました。
Q1. 審査にはどれくらい時間がかかりますか?
A. 申し込み内容に不備がなければ、通常は数営業日から1週間程度が目安です。ただし、申込が集中する時期は長引く可能性もあるため、イベントの開催日から少なくとも2~3週間前には申し込みを済ませておくと安心です。
Q2. スマートフォン以外に何か機材は必要ですか?
A. いいえ、特別な機材は一切不要です。ご自身のスマートフォン(またはタブレット)と、郵送されてくるQRコードスタンドがあれば、すぐに始められます。
Q3. 売上金はいつもらえますか?
A. 月末締めで、最短で翌営業日に入金されます。入金サイクルが早いのも、個人で活動する方には嬉しいポイントです。
Q4. 屋外のイベントでも使えますか?
A. はい、使えます。スマートフォンの電波が届く場所であれば、屋内・屋外を問わずどこでも利用可能です。電源も不要なため、フリーマーケットやキッチンカーなど、屋外イベントとの相性は抜群です。
まとめ:PayPayを導入してイベントの売上を最大化しよう
この記事では、個人がイベントでPayPayを導入する方法について、メリットや費用、具体的な手順を解説しました。初期費用ゼロで始められ、簡単な手続きで導入できるPayPayは、イベント出店における強力な武器になります。
「現金がないから…」というお客様を逃さず、スムーズで衛生的な会計を実現することで、売上アップと顧客満足度の向上を目指せます。さっそく次のイベントに向けて、PayPayの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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